あにめチックツーリスト バンコク編
海賊版警告
この物語は台湾編へつづきます!
[第2部・毛外の地、台湾編]は2006年、撮影!

この物語の結末は、次回[毛外の地、台湾編]へつづきます!

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ペロッと斬♪鮫のあとがき
そんなワケで『バンコク完全制覇』を宣言しときます!
現地は連日30度、うーん、朝からくたばる〜!
立ってるだけで汗が流れる湿気! と、時計の中に結露がーッ!
そんな過酷な中で、撮影はおこなわれました
で。バンコクの著作権をめぐるリージョンフリーな旅なんですが
正直言って、海外で売られてるアニメセルDVDが
違法かどーかなんて、実はどーでも良いことなんですよ
そんなコト、サンライズ法務部やビクター・エンタテインメントが
勝手に悩んでりゃ良いコトなんですから!
そんなコトより、問題なのは私のよーな人種が海外に出たとき
はたして生存できるかどーかを見極めるコトなんです
私たちアニメをオメガ愛する者は、知識という点では
地球の中心核をえぐる勢いにディープだけど
行動範囲とゆう点では限られたスペースの中で行動してるじゃないですか
アニメイトやまんだらけに行って、ちょっとお金があったらアキバで逝って‥‥
ハッキリ言って、首都圏を一歩外に出ることは生死に関わる問題です!
一方で、テレ東の23:00頃からやってる某経済ニュースが
今、日本アニメは世界中に急激に広がってる‥‥なんてホザいてると
それはホントかどーかを確かめてみよーとゆう気になるのが
人間ってもんでしょ? 違いますか? ワールド・ビジネス・サテライト!
それが今回の『海外激安アニメDVDへの道』の裏テーマだったんです
そんなワケで、今回は東南アジアの無法地帯・バンコクを開拓したんですが
正直、まだまだアニメ人種が生息できる満足な環境は整ってませんでした
ただし、どーやらここらにあるモンのほとんどが
違法コピーの根拠地・台北から発信されてました
こーなりゃ、決着は西門町でつけてやる!
‥‥と決意を新たに、留守中に録画したアニメをやっつけてます!

次回は来年夏、国交なき島・台湾戦!
首を洗って待ってろ、マンゴープリン!
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くうぱ亀吉のあとがき
まずは、上の写真を、ご覧ください。
これは、BTSシーロム線サイアム駅前にある、
タイムワーナーのキャラクターズ・ショップです。
世界的な視野で制作されている、ハリウッド映画は、
こうしてタイにもショップを置いています。
今度のB.K.視察は、日本アニメが、どこまで浸透しているのか、を、
検証することが、この企画の、最初の原点でした。
斬♪鮫さんが仰るとおり、結果として、数としては少なくはありますが、
日本アニメは確実に、海外に浸透しています。
ただ、その供給がファンタジープロダクションや、ワンダーショウといった、
「不可解な企業」経由によって、行われているのが現状です。
彼らが持つであろうアジア、そして世界各地への流通経路を考えたとき、
下手な日本のアニメ製作メーカーよりも、数十倍、あるいは
数百倍の純利益をあげているのではないでしょうか?
しかし、その彼らの販売、流通経路が、所得格差、物価格差という
ハンディを乗り越え、途上国の市民に供給、浸透していることも現実です。
アニメに限らず、現在、日本の各分野のメーカーは、
こうした企業を、国際法で取り締まることに、全力を注いでいますが、
現実的に、こうした企業を、閉め出したところで、
根本的な解決にはならない、と、私は思います。
むしろ、彼らが「開拓」させた、日本のアニメ文化定着の潮流を、
逆利用し、ワーナーのように、世界各都市にショップを展開するような、
思い切った世界戦術をすることが、得策なのではないでしょうか?
とくに日本国内は、これから少子化が、ますます進み、
アニメ視聴者の人口が減少するのは、目に見えています。
最後に、今回のB.K.視察にあたり、私は個人的に、
日本の映画や、ドラマのDVDやVCDを、探しましたが、
残念ながら、発見することはできませんでした。
日本文化という側面で、タイのエンターテインメント市場を見た場合、
日本映画やテレビドラマなどより、アニメやゲームのほうが、
はるかに、日常的に接する機会が多いのです。
このページを見ている、日本の映画、ドラマ業界のみなさんは、
このことを深く肝に銘じて、企画を考えてみてくだされば、幸いです。


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あにめチック観光協会からのお知らせ
ここで紹介された製品は、東京税関が警告する、
いわゆる『海賊版製品』
に該当する可能性があります。
また、平成17年1月1日に改正された著作権法113条5項により、
『国外頒布目的商業用レコードの規制』が全面的に施行されました。
したがって、これらの製品を日本国内に持ち帰った場合、
税関法、著作権法違反となるおそれがありますのでご注意ください。
なお、この企画を取材するにあたり、実験購入した製品は、
現地(バンコク伊勢丹デパート前のゴミ箱)にて、すべて破棄し、
日本国内には一切持ち込んでいないことをご報告申し上げます。
あにめチック観光協会
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