さてっ！ そんなワケで本土側のDVD調査ですが
現在時刻は午後5時です‥‥‥タハハッ！
さすがに今回は動画スタジオ攻略を優先して
DVDショップはほとんどできませんでしたが
そんな残り少ない時間の中で、なんとか訪れたのはこちら！
羅湖商業城です！
場所はひっっじょ〜〜〜〜に簡単っ！
羅湖イミグレの目の前！
深圳中央駅の向かい！
深圳バスターミナルの南ですっ！
香港から深圳に『入国』をしたら
まず最初に出迎える建物が、羅湖商業城となります！
そんな交通至便な場所にあるこちらの羅湖商業城‥‥
全部で6フロアに約3000のいろんな店が出店してます！
今回、私は6フロア3000店舗すべてを網羅しました！
その結果、DVDを専門に販売してる店はゼロです！
はい、断言します！ ゼロです！ どこをどーさがしてもゼロ！
ほとんどが貴金属、高級バックなどのショップと
ネールサロン、雑貨屋、あとは漢方薬の販売店かな‥‥
そんなカンジで、DVDなんてまるで無縁な販売分布のはずの
この羅湖商業城、数々の香港電脳ショップを網羅した
猛者たちが足を踏み入れる名所でもあります！
では。いったい猛者たちはど〜ゆ〜ふ〜に
違法DVDと出会ってるのか‥‥ご紹介しませう！
まず。羅湖商業城に入るとエスカレーターのある
エントランスホールを目撃するコトとなりますが
このエントランスホールで、しばらくぼ〜としてみてください
すると。どっからともなくフラフラとやってくる人物がいます
で。その人物は、手持ちぶたさに、何事かを待ってる私たちに
『Do you wont to DVD?』と語りかけてきます！
ま。ごくフツーの観光客や平和な市内観光ツアーを
希望する皆さんは、そのいかにもうさんくそう〜な
語りかけに、スッと素早く逃げるのが鉄則とされてますが
この誘いに『Yes』とうなずくコトから、最初の扉が開けます！
Yesのあとに『プリキュア5』なんて言葉は必要ありませんからね〜
で。『Yes』と答えると、相手は『ついてこい』とゆ〜仕草をみせます
そう！ 彼らこそDVD販売の勧誘員なのです！
そこで。彼らのあとにくっくついくと
だいたいの方はエスカレーターで4Fへと向かうコトになります
そのエレベーターでの移動中、勧誘員は猛烈な言葉でいろいろと
語りかけてきます。やれ映画が好みか？ それともTVドラマか？
‥‥ただ。そんな詳細な好みなコトを聞かれても
相手は広東語なまりの英語のため、良く聞き取れないと思います
そこで。不思議そうな眼で、勧誘員をジッと見つめましょう！
すると。勧誘員はいつしか一人喋りをやめてくれます
で。4階へと到着したら、おそらく建物の南側の店舗群に
向かって歩き出すコトとなります
と、ゆっても。この南側にあるのは、ほとんどが
外国製の偽物バックや貴金属を売りつけてるショップばかり
いったいドコにDVDショップがあるのか‥‥とゆ〜と
その、一見、外国製の偽物バックや
貴金属を売りつけてるショップこそ
実は、DVDを販売してるショップなのです！
詳しく話しましょう！
仮に偽物バックに案内されたとします
すると、勧誘員は『DVDを買いたいそ〜だぜよ』と
バック屋の店員に語ると、店員は私たちをイスに促し
店の表にポツンと置かれたバックを取り出し
中からファイルをとりだしてみせます！
そう！ これがDVDのリストなんです！
で。そのリストの中から好きなモンを選んで指さしで
コレがほし〜とゆ〜と、『10分間待って』とゆわれて
10分後にDVDが届いてお買いあげ〜となるのが
この羅湖商業城でのDVD販売の掟です！
よ〜するに。パッと見ではわからない、とゆ〜ワケで
これまで私たちが旅してきたケースは通用しません！
では。これらのショップがこの羅湖商業城には
いくつあるのか‥‥とゆ〜と。そんなカンジですので
どこからどこまでDVDの闇販売をしてるのか
まるで見当がつきません
ちなみに私は、羅湖商業城の全貌を暴こうと
計3回、1Fのエントランスホールに立ちましたが
3回とも4Fの南エリアに案内されましたが
3階とも別々の店でした
また。別の外国人が5Fにも案内されるトコを見ましたので
その数は未知数とゆっても過言ではありません
で。そんな無数に隠れたDVD裏販売ですが
具体的にリストには何が掲載されてるのかとゆ〜と
ほとんどがハリウッド映画ばかりです！
日本のモノは映画かＴＶドラマばかりで
残念ながらアニメは皆無に近い状況でした
納得がゆかず『I wont to Japanese cartoon!』と
しつこく粘ると、店員は携帯電話でどこかと連絡して
別の販売員がPCを持ってやってきて
PCを立ち上げて、さらに詳細なリストを見せます
そのリストの『cartoon』と書かれたフォルダをクリックすると
ズラッとタイトルが並びました。そこに載ってるのは
『かしまし』『いぬかみっ！』『ガラスの艦隊』など
2006年の上半期にOAされた作品なコトから
時差は約1年半ちかく‥‥とゆったトコですか
具体的に『コレがほしい』と指定しても
返ってくる答えはほとんどが『メイヨー（在庫がない）』です！
つまり。コピーリストにこそ掲載されてるものの
実際に羅湖商業城には
そのコピー原盤はないのです
そんなメイヨーな返事を何度も繰り返し続けて
いい加減イライラしてきた私は
『だったら。何があるんだ？ ココには！』と質問すると
しばらくして持ってきたのは、な〜んと‥‥
『きまぐれオレンジ☆ロード』
（1987年4月6日〜88年3月7日）でした
はあ？ 何それ？ 聞いたコトがない。いつの時代よ？
でも。販売員はコレしかないとゆいます‥‥
つーてもね。アンタ。こんないつとも知れないモノを買って
危険な税関突破をはかるワケにはいかなし‥‥
| 危険な税関突破とは？ |
香港は行政上は中国に返還されましたが
香港と深圳のあいだには税関が設けられてます
この税関の査定レベルは通常の『国境税関』と同等で
もちろん『違法DVD』の持ち込みは厳罰に処せられます
香港へと日帰りする斬♪鮫が、仮にココで買物をすると
中国の税関法違反で逮捕されてもおかしくないワケです
ただ。この税関は香港から中国へと違法物資が
流入するコトに厳しく監視するコトが目的で
中国から香港へと持ってくモノは
ほとんどノーチェックとゆ〜のが現実なんですが‥‥
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ま。香港へ日帰りする、とゆ〜コトが決まってる以上
もともとココでの買物はできないワケになりますが‥‥
そこで。買物はあきらめて、販売店に事情聴取するコトに！
聞いてみました‥‥題して！
『斬♪鮫のメルヘンホームルーム♪』
販売員は色々と語ってくれましたが
その一言なんですよ！ メルヘンな答えは！
買い手がいないから、売り物としておいてない！
もっとメルヘンに踏み込んで聞いてみませう！
すると衝撃的な言葉が返ってきました！
この言葉の真意はどこにあるのか？
販売員個人の考えなのか？ それとも深圳の常識なのか？
その真義のほどは、もっとこの街を色々と研究してみなきゃ
安易に答えは出せないんですが
とりあえず。羅湖商業城ではアニメは
エンターテインメントと失格のよ〜です！
とりあえず。深圳の日本アニメの著作権は
どーゆーワケか守られてるよ〜だとわかり
半ば納得のゆかないまま香港へと戻りました
ホント‥‥なんか納得がゆかないな‥‥‥
とモンモンとした空気を抱いたまま
九龍東線の旺角駅で降りてホテルに戻ろうとしたら
駅前のワゴンコーナーでコレを見つけました
この製品を検証する→
『ときかけ』のコピーDVD(20香港ドル)でした
ああ。私は香港に戻ってきたんだな‥‥と実感して
思わず買ってしまいました
私は自由主義差社会の人間なんだな‥‥ | 
