劇場版!あにめチック
あにめチック観光協会
海外激安アニメDVDショップへの道?!!!
幕 間     黄金の三角地帯
第 6 幕     ビエンチャン
第 7 幕     バンコク
第 8 幕     メーサイ
第 9 幕     タチレク
エピローグ   援蒋ルート総括
<<< 前 編
第9幕 タチレク〜ゴールデントライアングル・ミャンマー側〜
【踏査日】2009年8月下旬  【レポート】ペロッと斬♪鮫
おっはよーございまーす!

時刻はタイ時間の午前6時! 朝っぱらからミャンマー・ビューです!
ん〜! 良い天気! 絶好の撮影日和です!
今年春にスタートした中国海賊版のルートを探る『援蒋ルート』!

昆明で途切れた先の道は‥‥ラオスに流れ、タイは食い止めてます
だとしたら、本命の国ではどーなってるのか?
その答えを出したいと思います!

旅の最終目的地・ミャンマーに陸路で入国しませう!
さあ! 皆さん、パスポートの用意は良いですか?
おっと。その前に一つ準備するモノがあります!

10米ドル。タチレク入国にはコレが必要となるのでお忘れなく!
つーワケで。メーサイ・イミグレーションへ!

では。いってみたいと思います! まずはタイの出国から!
巨大なイミグレビルの左脚の部分にあるコチラの入口!

ここがタイの出国窓口です。ココで出国手続きをします

(なお出入国の窓口は、ときどき頻繁に左右が入れ替わります
2009年8月下旬現在は、左脚となってました‥‥)
パスポートに『出国』の印を押されたら

あとは橋に向かって歩き出すだけ

鉄柵の向こう側には、昨日探しあぐねた『タイ最北端碑』が‥‥

さらばだ、自由主義国・タイ! また数時間後に逢おう!
ふと脚もとを見ると、そこには国境のサーイ川が悠々と流れる!

ココが中間点‥‥

つまり、私はいま、タイ=ミャンマーの淵にたってるのか!
川幅はたかだか10メートル。けど、その10メートルの向こうには

社会主義にして軍事政権のミャンマーが待ちかまえてます!

さらに、ココで私の時計の針が30分間、戻ります‥‥

国際標準時との時差30分‥‥‥‥
この世界で稀に見る中途半端な時間を使うのは

イランとミャンマーのみ! ど〜ゆ〜ワケかどっちも反米!

入国だとゆ〜のに『ウェルカム』などとゆった
コビもヘツライもない威圧的な青いゲートをくぐると

国境警備兵が手招きし、イミグレオフィス手前の小屋へと案内します
ココで観光外国人に対して入管手続きを行います
通常、ミャンマーに入国するためには、絶対に事前に
大使館にいってビザを発給してもらわなければなりませんが
このタチレクに限っては、他のミャンマーの入国とは異なり
パーミッションビザ(日帰りビザ)をその場で発効してます
その代わり、滞在は1日もしくは2日で、行動範囲もタチレク周辺限定です
小屋の中には3人の管理官がいて、その前のイスに座ります
管理官『ワンデイ? ツーデイ?(一日滞在か?二日滞在か?)』
私『ワンデイ、オンリー』
と、パスポートと10米ドルを差し出し
胸元まで迫るパソコンモニターに圧迫されながら
手続き処理がされるのを待ちます
そしてパスポートの代わりに、自分の顔写真が入った
パーミッション・チケットが手渡され、手続き終了です
滞在中、パスポートはタチレク入管が保管します

帰りに反対側の小屋で、パーミッション・チケットと引き替えに
パスボートは戻ってきますが、そのとき入管管理官は
管理官『こっちが入国、こっちが出国、ちゃんと
スタンプが押されてるだろ?』

とバカっ丁寧に説明してくれました。さらに最期に
管理官『貴女のよーな日本人は大歓迎だ。また来てください』
と、笑顔で握手しくれました‥‥
ミャンマー軍事政権‥‥どんな緊迫したトコかと思ったけど
意外と紳士的だな〜と思いつつ
『日本人は大歓迎だ』とのワードが気になります
先進国で唯一ミャンマーに大使館を置く日本‥‥
この握手は私にしてるのではなく
親軍事政権寄りな日本政府に対してのモノか‥‥?
ま。イミグレ管理官がどー思ってるのかは知らないけど
一つだけゆえるのは、このタチレクから入る日本人は
ほとんどの場合、ちょっとフツーではない!

ましてや私の旅の目的は
違法DVDルート『援蒋ルート』の解明‥‥‥

そう!
ミャンマー連邦政府が山岳部族を懐柔するために黙認する
中緬国境貿易の違法行為の実態を探るためにココに来ました!

ゴールデントライアングル・シティ=タチレクで
いま、まさに世界の巨悪と向かい合う!
第2場 タチレクのブラックマーケットへ→
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