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![]() ![]() 皆さん。クソのよーな人生、テキトーに楽しんでますか? 夢は人類皆平等! 歩く世界平和! そんなキャッチフレーズですっかりお馴染みの あにめチックな主宰・ペロッと斬♪鮫です! 私を褒め称える皆さんからのメール、お待ちしております! 熊本の地震報道特番でTBSの深夜アニメが総崩れとなったのを見届け ![]() 去年、訪れたカザフスタンの旧都・アルマトイの西郊外 サイランバスターミナルにきております! ![]() デカいですね〜! バスターミナルとゆーより ラスボスステージよーな妖しげなオーラを放ってます! そのうち中からマツコデラックスか美川憲一か 上沼恵美子あたりが出てくんぢゃね〜か? と思いますが 今年はココから去年の続きを開始したいと思います! はい! そーです! 中央アジアの続編です! ![]() 一説にはズォーダー大帝の『 超巨大戦艦 』ぐらいの長さといわれる この広大なアジアの奥地を、去年は中国最奧部のウルムチを皮切りに カザフスタン、タジキスタンと日本アニメDVDの存在を確認し 残るはキルギス、ウズベキスタン、 そしてトルクメニスタンの3ヵ国! まずは。キルギスへ陸路で攻略したいと思います! おっと。人形がレポートしてるのがそんなに珍しいのか ヒマそーなカザフ人ギャラリーが増えてきました なんだかクソこッぱずかしーので移動しましょう! ![]() ![]() 入口はコチラです! どーぞ! 館内に入ると切符売り場やら改札なんかがあり 英語すら中学生レベルの私と知っての狼藉か 自慢のロシア語限定で勝負を挑んできますが 大丈夫です! 相手はカザフな途上国民! ザコです! 続けて自己中で、ズタボロで、全否定で、ゾウリムシで ダ行的にはダサくて、自堕落で、ヅサンで、デタラメで、ドM! ついでにバカで、ビビリで、ブサイクで、便座で、ボケナス‥‥‥ ![]() ![]() そしてパ行! は? もうカンベンしてやれ? チェ‥‥‥‥ そんなヤツラの切符売場を無視して改札でキルギスの首都名を叫びます! ビシュケク──────! すると改札職員はどーぞ! と良く餌付けされた低姿勢で通しました! うむ。ガサツで、欺瞞で、愚劣で、外道なカザフ人ども、ご苦労! 華麗で、優雅で、爽やかな一日を予感させます! まさに朝にふさわしい目覚めの ![]() さてと。改札は通ったものの‥‥プラットホームには たくさんのバスが停まってます。どれに乗れば良いんだ? 行き先はすべてロシア語か‥‥よーし。こーなったら! ビシュケク! ビシュケク! ビシュケク! ビシュケク! ネトゲビギナーの一つ覚え的要領であたり構わず連打してると うぉーい! こっちだ! ‥‥的なロシア語で運転手が遠くで手を振ってるぢゃないですか ![]() ![]() なんだ、一番西の端っこかよ──────テクテク歩いて ビシュケク! と ![]() ![]() では。ご紹介しましょう! キルギスまでの移動手段! 首都・ビシュケク行きマルシュルートカです! ![]() ![]() そう! ハリウッド映画で銀行強盗がご愛用の このベンツ製のマイクロバスが、旧共産圏で生まれた 近郊都市間を結ぶ乗り合いミニバス・マルシュルートカです! ![]() ![]() さっそくトランクに荷物を預け乗車‥‥‥といきたいトコですが! その前にやらねばならない使命がある‥‥‥ ![]() ![]() ナンバーチェキ! 良し! さあ乗ろ! うわっ! 狭っ! コレでビシュケクまで5時間‥‥ とゆーのが 正座と土下座ならお任せください! 得意中の得意です! 子供の頃に鍛えられました! 正座で説教なら7時間半は余裕です! ![]() ![]() さて。時刻は9:00。さっそく出発しましょう! ん? 出ないぞ? どーした? マルシュ! へ? 客が少ないから、もっと呼び込む? この上、まだ詰め込むか? 正気か! 旧ソ連邦! では。待機時間を利用して、なぜ陸路でキルギスへ向かうコトになったのか その経緯を説明しましょう! 日本からキルギスへ。その旅程を空路で組み上げると 結構ややこしいコトになります! ![]() まず日本から直行便がないから必ずどっかの経由地が必要ですが その経由地たるやどこも使えないトコばっか────── 一番乗り換え数の少ないのは、モスクワかタシケント経由ですが コレだとキルギス入国が夜明けとなり お肌に甚大な危険をもたらします! 距離的にロスが少ないアルマトイから一日一便でてる エア・アスタナはアルマトイ発が18:30と時間的に半日ロス‥‥ となると。残るは中国ウルムチ経由となりますが 乗り換え2回の上、中国国内線が必ずどっかで遅れる──── ええい! だったら! アルマトイから5時間、バスに乗ってやるよ! ‥‥とゆーカンジで。今回の陸路に決定したワケです! ココまで何か質問は? はい。そこのカザフ人! どーぞ? あ、出発するから運賃を払え? いくら? 1300テンゲ(=650円)? これから5時間乗るのに? 安っ! 日本のタクシーのワンメーター以下ぢゃん! ![]() ![]() 時刻は9:29! ビシュケクに向け、出発です! バスターミナルを出て2個目の交差点を左折すると あとは西へ西へのひらすら一本道! ![]() ![]() カザフ道路名 M-39ハイウェイ、欧州道路名 E-40号にして アジアハイウェイでゆートコの AH-5号線‥‥‥‥‥‥‥ 古代中国名では 天山北路 、世界的にシルクロードと称される この壮大な大陸横断道路へ、いよいよ躍り出したのですが まず目の当たりにした衝撃の光景は‥‥‥‥‥ ![]() ![]() ガソリンスタンドでの給油でした────── チッ────! ガス欠かよ。頼むぜ、マヂで────! ![]() ![]() かくして。ビシュケクに向け準備万端! 道路へ復帰します! ココが、あの天山北路ですか ──── ![]() ![]() 『 西遊記 』で有名な玄奘三蔵も、孫悟空を運転手に 中国高級車・紅旗でこの道をインドに向かってブッ飛ばした──── たしかに、イリ・アラタウ山脈はあります。ありますが‥‥ 私には富山のクソ郊外としか見えない‥‥ ![]() 立山連峰とかけば富山で成立するんぢゃね? ちなみに。富山県で家を借りるとき、日当たりよりも 立山連峰が見えるか否かで家賃が変わってくる とゆーぐらい、富山県民は立山連峰に熱い信仰心をもってますが 車内のアルマトイの人々は、どーゆーワケか気怠い顔をして 山脈をカメラで撮る私を不思議そうに見ています 《 隣席のヨボいバアさん 》 お嬢ちゃん。そんなにカメラで撮って。何が楽しいのぉ〜? 美しい光景ぢゃないか? 《 隣席のヨボいバアさん 》 美しい? あの山がなければ、もっと交通が楽になるのにねぇ〜 そっか‥‥アルマトイ市民=新潟県民なんか‥‥ そんな会話がキッカケで前座席のオッちゃんが身を乗り出してきました 《 前席のハゲたクソジジい 》 姉ちゃん、どこの人だい? ん? 私は 《 前席のハゲたクソジジい 》 とたんに、車内中の人々の視線が私に注がれる! な、なんだ? このいきなりの熱視線! コイツらは私にいったい何を求めてる──────! 《 車 内 全 員 》 サムライ! ニンジャ! 光栄です! 表に出て下さい! 今からブン殴ります! ![]() ![]() なんだよ‥‥その I♥NYなニューヨーカーにカウボーイと言う感覚だぞ! 写真を撮って良いか? 斜め前の婆さん! 補助席のクソガキ! 爆笑しながら指をさすな! 指を! そして運転手! わざわざバックミラーを動かして ぐっじょぶサインをよこすなぁぁぁぁぁ〜! そんな中、隣の老婆が私の袖を引っ張り、抑揚のない声で 《 隣席のヨボいバアさん 》 ヒロは日本で元気にしてるかねぇ〜? 知らねーよ! 誰だよ! 何ヒロだよ? 《 隣席のヨボいバアさん 》 んー? ヒロヒト‥‥ とっくに亡くなってるよ! 28年前に! ザンネンだよ。コイツらの日本に関する情報、あまりにもザンネンだ! とんだ動物園の珍獣発見騒動がキッカケで 車内の緊張感が一気に和らぎ、おのおのが歓談をしはじめました ![]() クッソ! 出オチギャグ喰らわしといて次は 見てろよ! ビシュケクに着いたら良くも悪くも絞首刑! とこによっては銃殺刑! 世が世ならば断頭台です! まあ良い。私は私の道をいく! ![]() アルマトイ=ビシュケク、直線距離にして188km! よーするにコレは大宮から東北線の鈍行列車で 郡山へ旅する感覚で捉えて結構です! なに? 東北線ではなく宇都宮線? それでも日本人? 宇都宮線と呼んでるのはJR職員、栃木県民と沿線の埼玉県民のみで ほとんどの埼玉県民は東北線の鈍行列車と呼んでます!
![]() ![]() ほらほら。車窓は街並みがすっかり緑色になってきましたよ? うわっ、見渡す限り白樺か草原‥‥まさに ![]() ![]() ココの 草とか土とか? つか。その前に人家ゼロ、人影ゼロ‥‥‥‥ どんな文明値だよ、栃木県! ![]() ![]() よーやく見えてきたと思ったら、レストランか ────── え? ココでマルシュが停止。反対車線のレストランに入ります ![]() ![]() 時刻は午前11時15分 ────── 東北線でゆーと宇都宮あたりで休憩だそーです! つーワケで。マルシュを降りてシャバの空気を吸います! ![]() んー! ほんわか肥だめくせぇ〜! さっすが! 通称・ ![]() とりあえず。レストランに入ってみますか! おっちゃん! 宇都宮餃子、1つ! ![]() ![]() ぢゃ。隣のスーパーで買物でもすっかな〜 えーっと。冷凍みかんは‥‥見当たらないかぁ〜‥‥ 店内を見渡して。さすが宇都宮ってのかなんてのか 食料品、飲み物、あと地場名産のきなこもちや ![]() ![]() 茅原●里のCDが数点あるだけ‥‥ 何もねぇーな! もはや死ぬレベルだぞ! 宇都宮! これ以上ココにいるとドブ川臭が服につくため そろそろマルシュに乗り込み、旅を続けたいと思います! ![]() ![]() 再び西への一本道をひた走ります! それにしてもヒマだ ────── 殺人的にヒマだ! 車窓は相変わらず草原が那須連山まで続く無人な荒野‥‥ ![]() ![]() この倦厭な光景に対して私ができるせめてもの抵抗とゆったら キライなヤツが底なし沼に沈むのを妄想するぐらい‥‥ どれ。まずは小学生時代に通学路にあったゴミ置き場で ゴミを魚、カラス避けネットを網に見立てて 『 今日は大漁ぢゃ〜 』と悦に浸ってたのを ![]() ![]() 『 やめれ! 町内会費で850円もした上物のネットだぞ! 』 と箒の柄で小突いて、あげくに学校に通報しやがった 一丁目の植村のジイさん、まずは貴様からだ! 待てよ? ヤツはいったいどんな顔だったかな‥‥? ![]() ![]() ちげぇー! ちげぇーよ! コイツぢゃない! コイツは近所の寺の鐘を船のドラに見立てて『 出航、出航 』と鳴らしてるのを 『 元気なお嬢ちゃんだねぇ 』とイヤミをゆってきた二丁目の吉川さんだ! 車内はまったりとした緩い空気‥‥うー、何だか眠い‥‥ 乗客の誰もがカクッ、カクッと眠気に囚われる中 何だか車もカクッ、カクッと ────── 車がカクッ? ん? このマルシュ、左車線走ってるぞ? 大陸では右側通行ぢゃなかったか? そう思った瞬間‥‥ ガシャーン ────── ! なになに! 今の音! そして斜め前から衝撃! うわっ! 振り回される! 同時に腹部に激痛! 痛い! 目を開けると見知らぬ天井とひん曲がった座席! 何が起こった? 呻く乗客たちの脚や手を押しのけ 我が身カワイさにまっさきに車外へ脱出! ![]() ![]() うわっ! やっちまった! 完全に転覆してるよ! おーい! 生きてる人、いるか ────── ! 返事がない‥‥生き残ったの、私だけ? やっべぇ! どーしよ────── ![]() ![]() ────── とゆー壮大な夢を見てしまいました あー‥‥クソ眠みぃぃぃいいい! っかし。どーして。こーゆー類の夢ってのは 生存者・自分オンリーでしょうかね? そんなこんなで車内外ともに静寂が支配する中 アルマトイから145km地点で立体交差へとさしかかり マルシュは南に転進します 反対車線では緩いコーナーのエグい死角に検問所を設け ビシュケクからくる車を容赦なく 警察官が副収入をのどかに稼いでる中 ![]() ![]() マルシュはいよいよ山岳地帯に入ります! これまで左に見てたイリ・アラタウ山脈を真正面に見据えます だいぶ高度がありそうですね‥‥‥ 高山病予防のため、ココで酸素を吸入したいと思います かざふすたんトきるぎすヲ隔テルいり・あらたう山脈ニオイテ 一番低イ ──────ンオオ? ナンカ、オカシクネ? ![]() ![]() クうパ! てメぇ、フざケんナよ! 帰国シタら、ゼっッっッてェ、シばク! 山脈の一番低い地点を貫いてるってのに 次々と襲いかかる急勾配に、マルシュの速度がグッと下がる! 標高1000メートル、1200メートル‥‥看板の数値が めまぐるしくあがってくると同時に車に南風が叩きつける! ![]() ![]() ココは風の強風域。ビシュケク盆地で熱せられた暖気流が 逃げ場を求めて、この狭隘な抜け道を探し当て 北のカザフステップへと吹き抜けてきます! そんな風の力を利用した風力発電所の横をすり抜けると ![]() ![]() 車窓は那須どうぶつ王国な高原地帯に突入です! 緑の大地に無数の羊! そして騎馬に乗った羊飼い! ![]() ![]() カザフの遊牧民が羊追いショーの真っ最中ですっ! あの羊たちの今後の行く末はセーターか、ジンギスカンか? ‥‥などとわくわく動物ランドを満喫した30分後には ![]() ![]() 東北線でゆートコの 国境の街・コルダイ市中心部に入線です! ココで1人、降車するも、相変わらず満席に近いまま ![]() ![]() 運命のコルダイ国境に到着! いよいよ『 白河の関 』越えか ──────! 黒磯と同様、ココでも車と人は別々に通関手続きをするため 運転手は車を止め、乗客を次々と降ろしてトランクから荷物を出します 《 運 転 手 》 と、運転手が今生の別れとばかりに熱い握手を交わします ![]() ![]() この様子だとウワサどーりに厳しい国境らしいな‥‥ 《 運 転 手 》 いや! それはない! ![]() ![]() のぼせあがった運転手のセクハラを振りきり、入管事務所へ歩きます! いかつい警備隊がいる半円型のゲートを潜ると まずはカザフ側イミグレで出国審査です ![]() つっても。カメラを撮られて、入国カードを回収され パスポートに出国印を貰って2分半で通関 ────── ![]() ![]() 栃木県出奔時に 税関チェックなどはなく、そのままイミグレを後にします ![]() ![]() すると。目の前に川と橋が ────── コレがカザフ=キルギスの国境・チュイ川です! ![]() 那須野ヶ原で羊がさんざん垂れ流した糞尿が 雪解け水と相まって茶色く激しく流れとります! ![]() ![]() さあ! お次は車線中央に渡ってキルギス側のイミグレです! ![]() まず。先行く人々に倣って審査場の列に並んで。私の番‥‥ パスポートを受け取ると、入管職員が『ジャパニーズ?』と聞いてきました 私が『 チッと露骨な舌打ちをし、無線で連絡し始めました すると別室からアーミー色の高級武官が出てきてパスポートを受け取り 私は別室前で待機します。ウワサでは別室内ではテレビを見て 武官が遊んでる、とのハナシでしたが、私が見る限り テレビはついてたもの、高級武官はPCを照会し約24秒で パスポートを速攻で返還。それを持って再び職員に入国印見せると 《 入 管 職 員 》 ウェルカム・キルギス! 露骨な舌打ちから一転、にこやかな笑顔を返してきたため やかましい! 大破しろ! ‥‥との日本語を笑顔でプレゼントし、外に出ました ん? ココにも税関がなかったぞ? 確か所持金3000米ドル以上の場合、税関申告が必要では? と思ったのですが。そもそも税関チェックの施設自体がない? いや。それ以前に、重大なコトを思い出した‥‥‥ 私。3000米ドル以上、持ってない! ![]() かくしてトータル23分で白河の関越えを果たすと 東北の貧民どもがワラワラとすり寄って『 タクシー? 』な勧誘を ことごとくはね除け、路傍の両替所で100米ドルを ![]() ![]() やや道が拡幅したトコにマルシュで同乗してたカザフ人たちが 集団をつくってマルシュの車輌通関してくるのを待ってました そんな彼らの中に混ざり、車輌ナンバーをチェックしたメモを 見ながら、マルシュ到着を待ちます えーっと。B-418-EZO B-418-EZO‥‥‥‥ 10分経過、15分経過、20分経過────── ────── んー? こねぇなー? 今日は車輌側の通関は空いてたハズだけど? まさか。コレがかの有名な乗客放置プレイ? いやいや。道は一本で、両側をブロックで遮蔽してるから 逃げ場はないハズだ。つートコは あのセクハラ運転手。車輌通関でタコッたか? ま。仮にマルシュと巡り逢えなくてもカネは持ってんだ 最悪。ヒッチハイクなら1米ドルってコトは調べ済み‥‥‥ 空路よりもはるかに安くビシュケクに着く! と、余裕ぶっこいて待ってると別のマルシュがやってきました ![]() ![]() すると。同乗してたカザフ人どもが、乗り込んできます あれあれ? それぢゃないよ? ナンバー違うし? 傍観する私。案の定乗客どもは運転手にドヤされる始末‥‥ やっぱり。ザマー!‥‥と高みの見物を気取ってると ココで意外な展開が ────── ! 《 同乗してたカザフ人ども 》 6時間も待つのに来ないんだ! 席が空いてるなら乗せろ! 孫が! 孫がリウマチで今にも死にそうなんぢゃ! 今日中に会津に着かんと手形が! 約束手形が! あれやこれやの言い訳をでっち上げて猛アピール すると運転手はあっさり乗車を許可 ────── 忘れてた! ココは 自分が生き残るためならなんでもありの ![]() いそいそと乗り込むカザフ人どもを横目に 私はロシア語辞書を引っ張り出して、ひたすらアタフタ‥‥‥ やべぇ! 早く言い訳を構文しないとボッチ確定だよ! ![]() ![]() そんな体育の授業で2人1組を命じられた ありし日のオメーラのよーな悲しい顔をしてると 車内で『 ニンジャ 』を連呼してた灰色の背広を着たオッチャンが 《 灰色の背広のオッチャン 》 イェポンカ、キミも乗りなよ? その言葉、待ってたでござるよ! ニンニン! すぐさま荷物をトランクに乗せ、私が乗車すると同時に出発! ![]() ![]() おっと! ビデオが放送されてる! エアコンもついてる! 前のマルシュよりコッチの方がグレード高ぇぞ! あのとき『 珍獣扱い 』されといて良かった! ![]() ![]() 両側が巨木で彩られた街道をひた走ります そして国境から35分、ラストの右コーナーを曲がり 14:45 ビシュケク西バスターミナルに到着っ! ![]() むっちゃ 今後の旅行の安全を祈るよーな握手を交わし それぞれがビシュケクの街へと散っていきます! そんな彼らを見届けながら、タクシーを拾います ホテルの名を告げ、すぐさま出発‥‥‥ 《 タクシーの運転手 》 ずいぶんニヤけてるが? なんか良いコトでもあったか? 私の顔を覗き込むタクシーの運転手に、そっと呟く アルマトイ=ビシュケクに新幹線は必要だよ‥‥ は? シンカンセン? 不思議そうに見つめる運転手だった‥‥‥‥ | ||||||
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